TSUKASAの牧場

ニートの独り言

閑日 ニートの人生最大の失敗

今週のお題「サボる」

 

 

 

 TSUKASAです。TSUTAYAではありません。

 わたしは自室の警備を生業としているので外出することはほとんどありません。

 そのため………………

 

 脂肪とお友達になることが出来ました!

 

 友達が少ないわたしにとって貴重な存在。わたしは早速、近所のスポーツセンターに出かけました。

 夏真っ盛りの今日この頃。しかも日中とあっては暑さが身に染みます。しかし帰宅はせず、スポーツセンターに向かいました。

 

 閑散としたスポーツセンターを5周、音楽を聴きながらウォーキングをしました。これなら続けられるぞと思い、毎日お昼ご飯を食べた後、すぐにスポーツセンターへ向かいました。

 月曜日から始め、3日坊主が羨望の眼差しを向ける5日目の金曜日を迎えました。

 その日は何を思ったのか、ウォーキングではなくジョギングをしようと思いました。

 ——————サンダルで。

 最初は軽快な足取りで1週し、2週目に突入したところで身体に異変が起きました。

 おそらく足を攣ってしまったのです。わたしは身体を気遣い自宅へ向かいました。

 それから現在に至るまでスポーツセンターへ足を運んだことはありません。

 

 わたしは理由を手に入れてしまったのです。サボる理由を。

 人間誰しもサボり癖があります(注.個人の感想です)。辛いことから逃げる。面倒なことは後回しにする。

 もしパワプロプロ野球なら病院に行けば治せますが、現実問題、そうはいきません。サボり癖もまたわたしの友達なのです。

 

 わたしはこの悪友(サボり癖)と付き合うようになって人生最大の失敗を味わいました。

 わたしが大学生時代、アルバイトをしていました。理由としては通学定期代と専門学校での受講料を稼ぐためです。

 週3~週4、時には週5働いて受講料——————8万円を貯めることが出来ました。

 わたしは専門学校に受講料を払い、国家試験の勉強が始まる!そんな時に悪友が声をかけてきます。

 「——————マンガ読もうぜ。ゲームやろうぜ。アニメ見ようぜ」

 専門学校での勉強方法としてわたしはWeb授業を選択しました。

 Web授業はパソコンから授業を受けることができ、録画なのでいつでも授業を視聴することができます。

 そのため、わたしは悪友(サボり癖)の囁きに耳を傾けてしまいました。

 あと半年間あるし、5カ月もあるし、4ヶ月も…………。

 そのときわたしは知りませんでした。国家試験の申込期限のことを。

 わたしはその年、国家試験を受けることが出来ませんでした。

 国家試験を受けることが出来ないのなら勉強する意味がない、そう感じたわたしはWeb授業を一度も受けることがなく、Web授業の視聴期間終了を迎えました。

 

 これこそがわたしの人生最大の失敗です。

 

8万円もの大金と1年という膨大な時間を悪友に渡しました。

 

 もし手元に8万円があったら………。

 もし1年間国家試験の勉強をしていたら………。

 その無限の可能性が悪友(サボり癖)によって失われたのです。

 

 わたしは今、就職活動をサボっています(これも悪友(サボり癖)の仕業かもしれません。

 

 わたしの〝悪友〟が〝善友〟になる日は訪れるのでしょうか?

 

 もしその時が訪れたのなら——————わたしは自室の防犯が心配です。