TSUKASAの牧場

ニートの独り言

閑日 ニートは好きなお茶に再会出来る日を待ち続ける

今週のお題「好きなお茶」

 

 

 TSUKASAです。TSUTAYAではありません。

 皆さんはこの夏、どのように過ごしましたか?

 わたしはこの夏、自室の警備に勤しんでいたのでサマーセール以外夏を感じることが出来ませんでした。

 ——————それが良いことなのか悪いことなのかわかりませんが。

 

 学生時代は登山をしていました(わたしの通っていた学校では登校することを〝登山〝、下校することを〝下山〟といいます)。

 登山する前は決まって麓にあるスーパーで1本60円の緑茶を2本買っていました。

 そのため、今と比べると学生時代のお茶の消費量はなんと!約3倍です。

 ……………それが?という感じですね。

 わたしも同じ気持ちです。

 

 

 夏が過ぎれば秋になり、すぐに冬が訪れます。

 わたしは年末、もしくは年始に必ず訪れていた場所がありました。

 祖母の家です。母方の。

 祖母の自宅に行くと毎回急須に入ったあっつい緑茶を振る舞ってくれました。

 わたしは煮えたぎった緑茶を冷ましながら近況を語り合います。

 一通り語り終えると、ご飯を食べてお年玉をもらって帰宅します。

 わたしは祖母の入れてくれたお茶が好きでした。

 あの煮えたぎったお茶が。

 しかし、去年祖母のお茶を飲むことは出来ませんでした。今年も飲めないかもしれません。

 別にこの歳になるとお年玉が貰えないから、そんな理由ではありません。決してそんな理由ではありません。

 皆さんご存知の通り、この状況下だからです。

 新型コロナウイルスが蔓延したこの状況では祖母に会うことは出来ません。

 もし新型コロナウイルスが蔓延していなければ、祖母とお話しするため、そして祖母の入れてくれたお茶を飲むために自転車を漕いでいたはずです。

 たとえお年玉が貰えなくても(くれるのならお年玉は欲しいです)。

 

 わたしはコロナウイルスが収束し、移動の制限が解除されるのを自室で綾鷹を飲みながら待っています。早く来い、早く来いと——————。

 

 温かい祖母と好きなお茶に再会できる日を—————。