TSUKASAの牧場

ニートの独り言

閑日 サンダル派ニートと呪いの青ソックス

今週のお題「お気に入りの靴下」

 

 TSUKASAです。TSUTAYAではありません。

 今週のお題は「お気に入りの靴下」。

 お気に入りの靴下ですか………。

 

 わたしは靴下を履きません!

 

 サンダル派のわたしは11月中旬の今日でもサンダルで外出しています。

 雨の日も風の日も。

 雪の日や気温が氷点下の日は別ですが。

 靴を履くの就職活動で面接に行くときくらいのものです。

 そんなこち亀両津勘吉に次いで靴を履かないわたしですが、生まれた時から反靴派だったわけではもちろんなく、むしろ靴しかはかん時代もありました。

 小学生の時です。

 地元のクラブチームに所属していたわたしは練習に参加するときに長ソックスを履いていました。

 黒、青。二種類のソックスを持っていたわたしは週二回の練習で必ず一回は青の長ソックスを履かなければなりませんでした。

 呪われた長ソックスを。

 その青ソックスを履くとなぜかヘタクソになり、今まで出来ていたことが出来なくなりました。

 原因はわかりません。ただただ、ヘタクソになった、そんな感覚に陥ってしまったのです。

 

 青ソックスとの付き合いは中学の頃まで続きました。部活で履いていたのですが穴が開いたのでさっさと捨てました。

 その頃には呪いなんてないさの気持ちでいました。

 そういう心持ちになれたのはきっと、わたしがヘタクソだと自覚したからでしょう。

 練習が嫌いで練習の時間をアニメや漫画に費やしていたリトルなわたし。

 ヘタクソだから青ソックスを悪者にして。

 ヘタクソだからサッカーが嫌いで。

 練習が嫌いだからヘタクソなのに。

 今、小学生のわたしに会えるなら、肩に手を置き、こう言うでしょう。

 

 練習しな。

 

 わたしをヘタクソだと気付かせてくれた青ソックス。

 練習して上手くなるきっかけを与えた青ソックス。

 上手くなれば何事も楽しいものです。

 その楽しさを教えてくれるきかっけが青ソックスです。

 

 そんな青ソックスがわたしのお気に入りの靴下——————そういうことにしておきましょう……。