特別お題「ベイブレードの思い出」
TSUKASAです。TSUTAYAではありません。
わたしは小学生時代ベイブレードで遊んでいました。
きっかけはアニメだったと思います。
必殺技を用いたアクションシーン。
それに魅了されたわたしと兄は手始めにベイブレードを購入しました。
わたしが主人公が使用していたベイブレード、兄は主人公のライバルが使用していたベイブレードです。
わたしたちが遊んでいたベイブレードは、アタック・ディフェンス・スタミナ・バランスの4つのタイプに分かれます。
相性上ではアタック>スタミナ>ディフェンス>アタックという関係になっています。バランスタイプはそのいずれに対しても優劣がありません。
わたしが購入したベイブレードはアタックタイプに該当します。
兄はディフェンスタイプです。
わたしのベイブレードは兄のベイブレードと相性が悪く、勝率も芳しくありませんでした。
そこでわたしはスタミナタイプのベイブレードを購入しました。
ディフェンスタイプのベイブレードにスタミナタイプのベイブレードは相性が良いからです。
しかし、兄もすぐにわたしのベイブレードより高性能なスタミナタイプのベイブレードを購入したので、やはり負けに負け続けました。
勝負事は勝てなければ面白くありません。
ベイブレードを引退しようかと思ったわたしですが一冊の雑誌に出会い踏みとどまりました。
それは、
コロコロコミック
です。
コロコロコミックの応募者全員プレゼントで強いベイブレードを貰えました。
着払いで(たしか800円だったと思います)。
これで兄に勝てる!そう思った矢先のことです。
応募者全員プレゼントのベイブレードが左回転することに気付きました。
左回転するベイブレードは左回転専用のウィール(ベイブレードを回すおもちゃ)がないと使用できません。
その時です。
わたしはベイブレードを引退することにしました。
去年か一昨年か。
久しぶりにベイブレードのアニメを鑑賞しました。
十数年ぶりくらいに見るアニメは色あせることなく私を楽しませてくれました。
やはり必殺技はカッコよかったし、強敵の出現や特殊なベイブレードの登場にワクワクしました。
それでも——————わたしはベイブレードはやりません。
わたしが引退して十数年。
兄はもうベイブレードで遊んでくれません。
わたしもそうです。
ベイブレードは思い出としてわたしのデスクの引き出しに仕舞っていようと思います。
フリマアプリを見た後で——————。