「今週のお題:特別お題 好きだった給食メニュー」
わたしは歴史の転換期にいました。
給食の牛乳が瓶から紙パックへと変わったのです。
以前から瓶のふた開けづらい問題を抱えていたので、紙パックを快く受け入れました。
その後、紙パックから紙パックへと小さな変化を遂げた給食の牛乳。
給食メニュー最多の出場機会に恵まれながらも、給食を食べなるお年頃ではなくなった現在、わたしのチームでは出場機会は一度もなく、ベンチ入りすら叶いません。
当時、給食の人気メニューは、ソフト麵、揚げパン、キムチチャーハン、フルーツポンチ、ゼリー。
そして、
カレーライス。
わたしの好きだった給食メニューは「カレー」です!
小学生のわたしには大きく感じるほどのサイズにカットされた具材(ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、チキン)のボリューム感がたまらなく好きでした。
カレールーも好みの味でした。
レトルトでしょうか?
もう一度食べたいと思わせてくれる、そんなカレーでした。
人気メニューにはとある宿命を背負わされています。
じゃんけん
ゼリーやソフト麵は個数に限りがあるため、手の形で勝敗を競うほかありません。
しかし、当時のわたしは競う行為が苦手でした。
二桁の連敗を記録するほどに。
人気メニューのおかわりに背を向けられたわたしは余った(押し付けられた)牛乳パックにストローを挿すのでした。
今になって思います。
最多出場回数を誇る牛乳。
揚げパンでもキムチチャーハンでも冷やし中華でもわかめごはんでも。
どのメニューでも牛乳が登場しました。
お茶ではなく、ジュースでもなく、炭酸でもない、コーヒでもない牛乳。
コーヒー牛乳の日があった気がしますし、お茶が出た日もないわけではありませんがメインは牛乳なのです。
どんな給食メニューでも合わせられる万能感、そして、残さず飲み続けた事実に今更ながら戦慄を覚えます。
わたしは牛乳が好きなのか………!?
もし好きならば、なぜ、今、牛乳を飲んでいないのか。
もう一度飲みたいと思えないのか。
不思議です。
この謎を解明するため、もう一度食べたいと思えるカレーライスとともに牛乳も飲んでみようじゃありませんか。
カレーライスと牛乳。
今のわたしに合うかどうかは神のみぞ………未来のわたしも知るところです。
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